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コケガイドが紹介!コケの聖地【屋久島】の様々な種類のコケ

  • 執筆者の写真: 大水 屋久島町地域おこし協力隊
    大水 屋久島町地域おこし協力隊
  • 3月31日
  • 読了時間: 3分

今回は、屋久島を代表するといってもいいほど、多くの場所でみられるコケの種類を、屋久島に移住して4年のコケガイドの視点から紹介しようと思います!


これから屋久島に行く予定でコケに興味がある方、屋久島で見たコケの景色が忘れられない方、コケの簡単な種類について知りたい方などに楽しんでもらえたらと思います!


それでは、レッツゴー!🌱


・シラガゴケ科(Leucobryaceae)

見た目:ふかふかの丸いクッションみたい。淡い緑〜灰緑色で、触ると弾力があるように見える。

場所:林床や倒木の上、スギの樹幹など。白谷雲水峡、ヤクスギランド、島内全域。

見分け方:ある程度の日当たりを好む種類も多く、白髪のように見えることが特徴。球状に盛り上がっていて、密に詰まっている。踏むとペチャンコになるので要注意。



・スギゴケ科(Polytrichaceae)

見た目:高さが出る、針みたいにシャキッとした葉。群れると小さな森に見える。

場所:岩壁や初期遷移の裸地、やや乾いた場所でも見つかる。

見分け方:葉に真ん中の硬い筋(葉脈)があり、整然と立っているのがポイント。葉は、重ならないように何十螺旋のように付いている。


・ミズゴケ科(Sphagnaceae)

見た目:スポンジ状でぷにゅっと水を含む。色は緑〜赤茶いろまで様々。

場所:湿地や窪地、高層湿原のような場所にまとまっている。屋久島では標高1000m以上の場所にあることが多い。

見分け方:コケの中では大型で立ち上がっていて、押すと水が出る感じ。群落が盛り上がっているのも特徴。


・ハイゴケ科(Hypnaceae)

見た目:しっとり広がるマット状。岩や倒木を緑のじゅうたんにする。

どこで:渓流脇や常に湿った岩面、倒木にびっしり。

見分け方:葉が小さく密で、平たく広がる雰囲気。


ムチゴケ科(Lepidoziaceae)

見た目:リボンみたいに垂れるタイプや、葉が重なって層になるタイプがある。

どこで:樹幹や倒木の陰、しめった岩面に多い。白谷の渓谷でよく見る。

見分け方:垂れ下がる姿(ピース、Y字)や葉の重なり方をチェック。腹側から鞭枝(べんし)と呼ばれる枝のようなものが伸びる。


ホウオウゴケ科(Fissidentaceae)

見た目:葉が左右2列に規則正しく並ぶ。

どこで:沢沿いや湿った土、倒木の根元にぽつぽつ生える。

見分け方:葉が整然と並んだ様子が鳳凰の尻尾に似ていることから名付けられた。。


チョウチンゴケ科(Mniaceae)

見た目:茎は立つか這うように伸び、葉が丸く、つやが出るものが多い。

どこで:湿った倒木や岩の上にマット状に生える。

見分け方:胞子体が下に垂れ下がるようになり、提灯のように見える。


他にも色々あるのですが、とりあえず今回はこれだけ!

よく見てみると、それぞれのコケで特徴があるので、じっくり観察していると見分けられるようになるかも👀



ー観察のススメー

- 雨上がりや朝の霧の日がベスト。コケが活き活きしていて色が美しい。

- しゃがんで、足元や倒木の裏、岩の割れ目を見ると様々な種類に出会える。

- ルーペ(10倍)(特にLEDライト付きがおすすめ)があると細部が楽しく見える。

- 写真は全体・接写・生えている場所を撮ると同定作業に役立つ。


ーマナー(大事!)ー

- 採らない、踏まない、持ち帰らない。コケは壊れると回復に時間がかかります。

- 周りの人の妨げをしない。コケに注目しすぎて周りに迷惑をかけないように。


ー最後にー

屋久島のコケはじっくり見れば見るほど表情が変わる、小さな森の芸術家たち。ぱっと見は地味でも、近づくと色・形・手触りに魅了されます。写真を送ってくれれば、見つけたコケの候補を一緒に考えますよ。

次の屋久島散歩、ぜひ「コケ目線」で楽しんでみてください!

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